医療法人社団ケーイーふるたクリニック
一般には「ふるたクリニック」として案内されています
国に届け出ている再生医療等の内容(厚生労働省の公表情報より)
51点 / 100
公式サイトを確認して採点しました
2026年8月17日時点の公式サイトの記載をもとに、13項目を確認しています。 点数は公開されている情報の量を測ったもので、治療の効果や医師の技量とは関係ありません。
期待できる効果として、がんや認知症への作用まで挙げられています このページは「幹細胞培養上清療法で期待できる効果」として、スカベンジャー作用(活性酸素除去)→ガン・認知症予防、免疫増強作用→悪性腫瘍への効果、癌細胞の増殖抑制・転移抑制→培養上清中のエクソソームによる効果、神経細胞修復・再生→脳血管障害、パーキンソン病、といった項目を並べています。培養上清液は医薬品として承認されておらず、がん・認知症・パーキンソン病への効果が臨床試験で確かめられた治療ではありません。ページの末尾には「効果には個人差があり、結果を保証するものではございません」という注記がありますが、並んでいる病名の重さと注記の軽さは釣り合っていません。さらに「当クリニックでの脂肪幹細胞培養上清点滴の効果」として「全身倦怠感,慢性疲労が消失した」「EDが改善してきて精力が強くなった」「変形性膝関節症の痛みが軽減した」といった記述が並んでいます。これは患者の体験にもとづく記述の形になっており、医療広告のルールでは扱いが慎重に定められている領域です。上清液の作り方(無血清・動物由来成分不含)や料金は明快に書かれているので、効果の部分だけは診察で「どの範囲まで確かめられている話なのか」を確認してください。がんの治療中の方は、標準治療を担当している主治医に必ず相談してから決めてください。
培養上清液の点滴を1回5ml 165,000円で行っています。無血清・動物由来成分不含と書いている点は明快ですが、期待できる効果としてがんへの効果まで挙げています。
- 培養上清液
- 点滴
このクリニックの特徴
公式サイトに書かれている内容から、判断材料になる点を抜き出しました。 当サイトの評価や感想ではなく、確認できた事実だけを載せています。
- 使っている上清液の作り方を具体的に書いています。「ヒト脂肪細胞由来間葉系幹細胞を無血清培地で培養した際に得られる上澄み液(培養上清)です。初代培養から拡大培養、そして培養上清製造まで、一貫して無血清・動物由来成分不含です。このため、動物由来の病原体や未知のウイスルの混入は限りなくゼロに近く」「原料となる脂肪組織は、厳しい選定基準に適合したドナーのみを使用しております」
- 料金は1回5mlで165,000円(税込)。「自費診療のため全額自己負担となります」も明記
- 幹細胞と培養上清液の違いを、この治療を選んだ理由まで含めて説明しています。「ただし幹細胞そのものを取り扱うには審査、登録が厳しいのが現状です。そこで当院では、次に説明します幹細胞由来の培養上清液を用いた治療を行っております」。規制の重さを理由に上清液を選んだと書いている院は、当サイトが確認した中でも珍しいです
- 幹細胞治療と上清液の違いを比較して説明。「幹細胞培養上清液には細胞が一切含まれていないため、幹細胞治療で懸念されている副作用(発熱、アレルギー反応など)の心配はほとんどありません」「自己の細胞を培養する必要が無いため予めストックしておいて、すぐに良質な上清液を使用することができます」
- 治療の流れを3段階で公開。カウンセリング(電話予約のうえ、仕組み・安全性・効果・リスクを院長が説明)→ 診察・採血(オーソモリキュラー的に採血して全身をチェック)→ 治療(体調・持病に合わせて当日か別日かを決定)。点滴は約15分で、「2〜4週間に1度の治療を続けることで効果が維持できます」と通院間隔も書いています
- 副作用の記載は「アレルギー反応をおこすことがまれにあります。現時点では、重大な副作用の報告はありません」の2行のみです
- 幹細胞の基礎知識をかなり詳しく解説しています。ES細胞・成体幹細胞・iPS細胞の区別、間葉系幹細胞の中の脂肪由来・歯髄由来・神経由来・臍帯由来の区別、「骨髄中の組織幹細胞の数は新生児を1とすると、80代では新生児の1/200まで減少します」など
- 理事長は消化器外科(肝臓・胆管・胆嚢・膵臓)を専門としてきた医師で、2010年に開院。小田急線「百合ヶ丘駅」南口から徒歩2分、金曜と祝日が休診
- 「点滴の禁忌、副作用」という見出しが立っていますが、その下に書かれているのは副作用の2行だけで、受けられない条件は書かれていませんでした
- 厚生労働省の一覧では届出は「アトピー性皮膚炎患者の主症状に対する自己脂肪由来幹細胞による治療」ですが、公式サイトに幹細胞そのものを使う治療の案内は見つけられませんでした。上清液の製造元(会社名)、ロットごとの検査結果、計画番号も確認できませんでした
料金(公式サイトの記載)
- 幹細胞培養上清点滴
- 1回 5ml 165,000円(税込)
- 通院の目安
- 2〜4週間に1度(維持目的の場合)
自由診療のため保険適用外です。 2026年8月17日時点で公式サイトに記載されていた金額です。 改定されている場合があるため、必ず受診前に直接ご確認ください。 別途、検査費や薬剤費がかかる場合があります。
13項目の確認結果
全クリニックに同じ基準を当てはめています。 「−」は満たしていないという意味ではなく、公式サイトで確認できなかったという意味です。 基準の中身は採点の基準に全項目を公開しています。
安全性・法令体制5/22点
- 国に届け出た治療計画の番号を公開している :確認できず 10点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 受けられない場合の条件を公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 起こりうる副作用を具体的に公開している :公開あり 5点 「アレルギー反応をおこすことがまれにあります」と記載(ただし「重大な副作用の報告はありません」と併記)
- 急変したときの連携先を公開している :確認できず 2点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
品質管理の開示6/6点
- 上清液の製造元と検査体制を公開している :公開あり 6点 「ヒト脂肪細胞由来間葉系幹細胞を無血清培地で培養」「初代培養から拡大培養、培養上清製造まで一貫して無血清・動物由来成分不含」「厳しい選定基準に適合したドナーのみを使用」と記載(供給会社名は非公開)
情報の透明性18/30点
- 料金を公開している(総額がわかる) :公開あり 10点 1回5ml 165,000円(税込)を公開
- 医師の経歴・所属を公開している :公開あり 4点 代表メッセージのページで理事長の専門(消化器外科)と経歴を公開
- 治療の流れと通院回数を公開している :公開あり 4点 カウンセリング → 診察・採血 → 治療(点滴約15分)。維持目的は2〜4週間に1度と記載
- 治療の実績を公開している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 治療費以外にかかる費用を公開している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 効果の限界やエビデンスの弱さを自ら書いている :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
通いやすさ4/7点
- 最寄駅から徒歩5分以内 :公開あり 4点 小田急線「百合ヶ丘駅」南口より徒歩2分
- オンラインで相談できる :確認できず 3点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
確認日:2026年8月17日/確認先: https://furuta-clinic.jp/treatment/kansaibou-tenteki/ (公式サイト)。当サイトは広告掲載を受けていないため、掲載順や点数が金銭で変わることはありません。
届出の内容
| 医療機関名 | 医療法人社団ケーイーふるたクリニック |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県 川崎市麻生区百合丘1-19-2司生堂ビル1F |
| 管理者 | 古田 一徳 |
| 届出の区分 | 第2種 |
| 届け出ている治療 | 1件 |
届け出ている治療(1件)
国に提出された計画に記載されている治療名です。 ここに載っていない治療を受けられないという意味ではありません (培養上清液のように、そもそも届出の対象外となる治療があります)。
- アトピー性皮膚炎患者の主症状に対する自己脂肪由来幹細胞による治療
審査した委員会
再生医療等の提供計画は、医療機関から独立した認定再生医療等委員会の審査を受けたうえで 国に届け出られます。審査を担当した委員会は次のとおりです。
- 日本再生医療協会特定認定再生医療等委員会
この情報でわかること・わからないこと
| わかること | わからないこと |
|---|---|
|
国に届出をしたうえで再生医療等を提供していること。 どの区分の、どういう名称の治療を届け出ているか。 誰が管理者か、どの委員会が審査したか。 |
治療の効果や成功率。 費用、通院回数、細胞をどこで培養しているか。 医師の経験や、実際の説明の丁寧さ。 |
届出があることは「安全である」ことの証明ではありません。 手続きを踏んでいるという事実にとどまります。実際に検討するときは、 クリニックの選び方と 細胞をどこで培養しているかもあわせてご覧ください。
出典
厚生労働省 再生医療等提供機関一覧(治療)(厚生労働省) を2026-08-14に取得したものです。 届出内容はその後に変更されている場合があります。最新の情報は厚生労働省の一覧、 または各医療機関に直接ご確認ください。