厚生労働省が公表した再生医療の行政措置

再生医療等安全性確保法には、国が治療の提供や細胞の製造を止めさせる仕組みがあります。 実際に使われた例は多くありませんが、使われたということは、 その時点で国が「このままでは危ない」と判断したということです。 クリニックを選ぶうえで、届出の有無や情報公開の量より先に見るべき情報だと考えて、 このページにまとめました。

掲載しているのは厚生労働省の報道発表に書かれている内容だけです。当サイトの評価は一切含みません。 厚生労働省が「死亡の原因が明らかになっていない」としている事案について、 原因を断定する記述はしていません。 措置はその後に解除・変更されることがあります。必ず出典で最新の状況をご確認ください。

公表された措置(新しい順)

2026年7月31日公表

  1. 改善請求 製造施設

    対象
    RBio Co. Ltd.(韓国ソウル市)
    根拠
    再生医療等安全性確保法 第50条第2項において準用する第48条第2項
    内容
    同法に基づく改善請求

    出典:厚生労働省の公表資料

  2. 行政処分 製造施設

    対象
    American Angel Stem株式会社(大阪府泉佐野市)
    名称
    旧商号:株式会社JASC
    根拠
    再生医療等安全性確保法 第48条第2項
    内容
    同法に基づく行政処分

    出典:厚生労働省の公表資料

  3. 改善命令 医療機関

    対象
    大阪ベテスダクリニック(大阪府泉佐野市)
    名称
    旧名称:医療法人社団禮聖会 トリニティクリニック大阪
    根拠
    再生医療等安全性確保法 第23条第1項
    内容
    同法に基づく改善命令

    出典:厚生労働省の公表資料このクリニックの届出内容を見る

  4. 改善命令 医療機関

    対象
    医療法人ネオポリス診療所 銀座クリニック(東京都中央区)
    根拠
    再生医療等安全性確保法 第23条第1項
    内容
    同法に基づく改善命令

    出典:厚生労働省の公表資料このクリニックの届出内容を見る

2026年3月13日公表

  1. 緊急命令 製造施設

    対象
    RBio Co. Ltd.「RBio幹細胞培養センター」(韓国ソウル市)
    根拠
    再生医療等安全性確保法 第47条
    内容
    特定細胞加工物等の製造の一時停止等

    出典:厚生労働省の公表資料

  2. 緊急命令 製造施設

    対象
    株式会社JASC「JASC京都幹細胞培養センター」(京都府)
    根拠
    再生医療等安全性確保法 第47条
    内容
    特定細胞加工物等の製造の一時停止等

    出典:厚生労働省の公表資料

  3. 緊急命令 医療機関

    対象
    医療法人ネオポリス診療所銀座クリニック(東京都中央区)
    根拠
    再生医療等安全性確保法 第22条
    内容
    再生医療等の提供の一時停止等
    理由
    「自家脂肪由来間葉系幹細胞を用いた慢性疼痛の治療」を受けた外国籍の患者が投与中に急変し、救急車内で心肺停止となり、搬送先の病院で死亡が確認された。死亡の原因が明らかになっていない状況において、保健衛生上の危害の発生または拡大を防止する必要があるため

    出典:厚生労働省の公表資料このクリニックの届出内容を見る

2026年2月20日公表

  1. 改善命令 医療機関

    対象
    銀座鳳凰クリニック(東京都千代田区)
    名称
    運営:一般社団法人志鴻会
    根拠
    再生医療等安全性確保法 第23条第1項
    内容
    同法に基づく改善命令

    出典:厚生労働省の公表資料このクリニックの届出内容を見る

2026年1月23日公表

  1. 行政処分 製造施設

    対象
    コージンバイオ株式会社 埼玉細胞加工センター(埼玉県坂戸市)
    根拠
    再生医療等安全性確保法 第48条第2項
    内容
    同法に基づく行政処分

    出典:厚生労働省の公表資料

2025年8月29日公表

  1. 緊急命令 製造施設

    対象
    コージンバイオ株式会社 埼玉細胞加工センター(埼玉県坂戸市)
    根拠
    再生医療等安全性確保法 第47条
    内容
    当該特定細胞加工物等、および製造方法が類似していると考えられる特定細胞加工物等の製造の一時停止等
    理由
    患者が死亡し、その原因が明らかになっていないことに鑑み、更なる疾病等の発生を防止する必要があるため

    出典:厚生労働省の公表資料

  2. 緊急命令 医療機関

    対象
    一般社団法人THティーエスクリニック(東京都中央区)
    名称
    変更後の名称:一般社団法人日本医療会/東京サイエンスクリニック
    根拠
    再生医療等安全性確保法 第22条
    内容
    当該再生医療等、および製造方法が類似していると考えられる再生医療等の提供の一時停止等
    理由
    患者が死亡し、その原因が明らかになっていないことに鑑み、更なる疾病等の発生を防止する必要があるため

    出典:厚生労働省の公表資料

この一覧の読み方

  • 措置の対象は、名指しされた医療機関・施設だけです。 同じ法人や同じグループの別の院に、当サイトが措置を広げて表示することはしていません。 気になる場合は、その院に直接ご確認ください。
  • 細胞を作る施設への措置も載せています。 自分が受ける治療の細胞をどこで培養しているかは、クリニックに聞けば分かります。 この一覧に載っている施設名が出てきたら、現在の状況を確認してください。
  • ここに載っていない=安全、ではありません。 公表された措置がないというだけで、それ以上の意味はありません。
  • 措置は解除されることがあります。 公表日から時間が経っている場合、状況が変わっている可能性があります。

出典と更新について

出典は各措置に記載した厚生労働省の報道発表です。 厚生労働省には行政措置をまとめた一覧ページがないため、 報道発表を追って手作業で追加しています。 網羅を保証するものではありません。 抜けを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。

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