医療法人樹翔会 名古屋RD歯科クリニック
一般には「名古屋RD歯科クリニック」として案内されています
国に届け出ている再生医療等の内容(厚生労働省の公表情報より)
36点 / 100
公式サイトを確認して採点しました
2026年8月17日時点の公式サイトの記載をもとに、18項目を確認しています。 点数は公開されている情報の量を測ったもので、治療の効果や医師の技量とは関係ありません。
歯髄幹細胞バンクに預けるなら、保管料と将来の使い道は分けて考えてください このクリニックは歯髄再生治療の料金を歯の種類別に出し、値上げのときは「培養費用が上がるため」と理由を書いて、すでに治療を決めた人には旧料金を適用すると告知しています。当サイトが確認した517院でこの対応は初めてでした。象牙質再生が必要な場合の165,000円も分けて書いてあります。気をつけたいのは、歯髄幹細胞バンクの案内に「保管した歯髄幹細胞は将来的な歯髄再生治療のみならず、アルツハイマー病、脳血管障害、脳梗塞、心筋梗塞、白血病などの治療へ応用する研究が進んでいます」と書かれている部分です。これは研究段階の話で、今それらの病気の治療に使えるという意味ではありません。保管を検討するなら、年間の保管料、何年預けられるのか、バンクの運営会社が事業をやめた場合に細胞はどうなるのかを確認してください。当サイトが確認した時点で保管料は書かれていませんでした。あわせて提供計画の番号(サイトには「第2種再生医療等提供医療機関」とあるだけです)と、培養を行う施設の名称も聞いておくとよいでしょう。
歯髄再生治療の料金を歯の種類別に公開し、値上げのときは理由と移行措置まで告知しています。517院で初めて見た対応です。
- 幹細胞治療
- 局所注射
このクリニックの特徴
公式サイトに書かれている内容から、判断材料になる点を抜き出しました。 当サイトの評価や感想ではなく、確認できた事実だけを載せています。
- 料金改定を理由と移行措置つきで告知しています。「培養費用が上がるため、6月から治療費が変わります。(5月中に治療決定し、6月以降に治療を開始する場合の治療費は従来のままです)」(2025年4月23日付のお知らせ、改定は2025年6月1日から)。値上げの理由を書き、すでに治療を決めた人には旧料金を適用すると明記した院は、当サイトが確認した517院で初めてでした
- 料金を歯の種類別に公開。前歯770,000〜990,000円、小臼歯880,000〜1,100,000円、大臼歯990,000〜1,210,000円。さらに「象牙質再生が必要な場合 165,000円」を追加費用として分けて書いています
- 治療の流れを7段階で公開。カウンセリング(完全予約制)→検査・歯科ドック(「他医療機関で採血・尿検査を受けていただき、治療が可能かどうかを判断します。受診先は、行きつけの医療機関でお願いします」)→ご同意→不用歯の抜歯・歯髄幹細胞の採取と培養→歯髄幹細胞の移植→経過観察(約6か月〜1年)→被せ物・詰め物の取り付けで終了。経過観察の期間まで書いています
- 使う細胞と一緒に入れるものを書いています。「治療対象となる歯の歯髄を取り除き、除菌した上で、培養した歯髄幹細胞を移植します。このとき、遊走因子『G-CSF』も一緒に移植します」「G-CSFの働きによって細胞は根管内に留まり、血管の新生、神経の伸長、そして歯髄の再生が促されます」
- 細胞の採取元を年齢まで含めて説明。「親知らずなどの不用歯を抜歯し、そこから歯髄幹細胞を採取します。これを1か月ほどかけて培養し、移植に備えます」「親知らず以外にも、7〜10才の間であれば、これから抜ける乳歯が使えます」
- 治療できない場合があることを書いています。「(※副作用とリスク)根の状況、細胞の状況によって治療困難な場合もあります」
- 歯髄を抜いた場合に起こることを5項目挙げて、治療を選ぶ理由の説明にしています。痛みなどの症状に気づけない、虫歯になりやすい・進行しやすい、歯の見た目が悪くなる(黄色や茶色、灰色などに変色)、歯の根に膿が溜まる、歯が割れる
- 採取した歯髄幹細胞は「アエラスバイオ歯髄幹細胞バンク」で保管できると記載。「保管した歯髄幹細胞は将来的な歯髄再生治療のみならず、アルツハイマー病、脳血管障害、脳梗塞、心筋梗塞、白血病…治療へ応用する研究が進んでいます」とも書いています
- 歯髄再生治療専用のカウンセリングルームと治療室を備え、完全予約制。「歯髄再生治療が対応できる歯科医院は、全国でも少数です。遠方からわざわざご来院いただく方もいらっしゃいます」と記載。サイトのフッターには「第2種再生医療等提供医療機関」と明記しています
- 計画番号、培養を行う施設の名称と番号、投与前の品質検査項目、歯髄幹細胞バンクの保管料は確認できませんでした
料金(公式サイトの記載)
- 歯髄再生治療(前歯)
- 770,000〜990,000円
- 歯髄再生治療(小臼歯)
- 880,000〜1,100,000円
- 歯髄再生治療(大臼歯)
- 990,000〜1,210,000円
- 象牙質再生が必要な場合
- 追加 165,000円
自由診療のため保険適用外です。 2026年8月17日時点で公式サイトに記載されていた金額です。 改定されている場合があるため、必ず受診前に直接ご確認ください。 別途、検査費や薬剤費がかかる場合があります。
18項目の確認結果
全クリニックに同じ基準を当てはめています。 「−」は満たしていないという意味ではなく、公式サイトで確認できなかったという意味です。 基準の中身は採点の基準に全項目を公開しています。
安全性・法令体制0/38点
- 国に届け出た治療計画の番号を公開している :確認できず 10点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 細胞を育てる施設の番号を公開している :確認できず 6点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 細胞をどこで培養しているかを公開している :確認できず 6点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 院内の設備で細胞を培養している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 受けられない場合の条件を公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 起こりうる副作用を具体的に公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 急変したときの連携先を公開している :確認できず 2点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
品質管理の開示0/19点
- 投与前の検査項目を公開している :確認できず 9点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 培養室の清潔さの基準を公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 細胞を冷凍保存するかどうかを公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
情報の透明性30/30点
- 料金を公開している(総額がわかる) :公開あり 10点 歯の種類別に770,000円〜1,210,000円を公開し、2025年6月1日の改定を理由つきで告知
- 医師の経歴・所属を公開している :公開あり 4点 院長ごあいさつのページを公開
- 治療の流れと通院回数を公開している :公開あり 4点 カウンセリング→検査・歯科ドック→同意→不用歯の抜歯と採取・培養(約1か月)→移植→経過観察(約6か月〜1年)→被せ物で終了の7段階
- 治療の実績を公開している :公開あり 4点 症例紹介のページを公開
- 治療費以外にかかる費用を公開している :公開あり 4点 「象牙質再生が必要な場合 165,000円」を追加費用として明記。検査は他医療機関での採血・尿検査が必要と記載
- 効果の限界やエビデンスの弱さを自ら書いている :公開あり 4点 「(※副作用とリスク)根の状況、細胞の状況によって治療困難な場合もあります」と記載
通いやすさ4/7点
- 最寄駅から徒歩5分以内 :公開あり 4点 名古屋市中村区名駅3-25-3 大橋ビルディング11階(地下鉄「国際センター駅」から徒歩圏)
- オンラインで相談できる :確認できず 3点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
確認日:2026年8月17日/確認先: https://www.satsuki-dc.com/pulp-regeneration/ (公式サイト)。当サイトは広告掲載を受けていないため、掲載順や点数が金銭で変わることはありません。
届出の内容
| 医療機関名 | 医療法人樹翔会 名古屋RD歯科クリニック |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 名古屋市中村区名駅三丁目25番3号 大橋ビルディング11階 |
| 管理者 | 田中宏幸 |
| 届出の区分 | 第2種 |
| 届け出ている治療 | 1件 |
届け出ている治療(1件)
国に提出された計画に記載されている治療名です。 ここに載っていない治療を受けられないという意味ではありません (培養上清液のように、そもそも届出の対象外となる治療があります)。
- 自己歯髄幹細胞による根管治療後の歯髄再生治療
審査した委員会
再生医療等の提供計画は、医療機関から独立した認定再生医療等委員会の審査を受けたうえで 国に届け出られます。審査を担当した委員会は次のとおりです。
- 健康長寿再生医療委員会
この情報でわかること・わからないこと
| わかること | わからないこと |
|---|---|
|
国に届出をしたうえで再生医療等を提供していること。 どの区分の、どういう名称の治療を届け出ているか。 誰が管理者か、どの委員会が審査したか。 |
治療の効果や成功率。 費用、通院回数、細胞をどこで培養しているか。 医師の経験や、実際の説明の丁寧さ。 |
届出があることは「安全である」ことの証明ではありません。 手続きを踏んでいるという事実にとどまります。実際に検討するときは、 クリニックの選び方と 細胞をどこで培養しているかもあわせてご覧ください。
出典
厚生労働省 再生医療等提供機関一覧(治療)(厚生労働省) を2026-08-14に取得したものです。 届出内容はその後に変更されている場合があります。最新の情報は厚生労働省の一覧、 または各医療機関に直接ご確認ください。