承認された製品

国が承認した再生医療等製品29製品|承認日と分野の一覧

承認された製品|国が有効性を審査して承認したのは29製品。届出1,484件とは別の制度です

「再生医療」という言葉は、制度のうえでまったく違う2つのものに使われています。 ひとつは国が有効性と安全性を審査して承認した再生医療等製品で、 もうひとつはクリニックが届出をして提供する自由診療です。 このページは前者の一覧です。

承認された製品は29製品、自由診療の届出は1,484件

国が承認した再生医療等製品は29製品38件で、国が有効性と安全性を審査しており公的医療保険の対象になり得るのに対し、届出にもとづく自由診療は幹細胞を用いるものだけで1,484件あり、国が審査したのは安全性等の手続きで、公的医療保険は使えないことを比較した図。
「承認」と「届出」はまったく別の制度。どちらも効果が保証されたという意味ではない点は共通する。

くわしくは承認された製品の現在地と 保険が使える範囲をご覧ください。

細胞を加工した再生医療等製品(21製品)

販売名初回の承認日承認の件数
セイビスカス注 2026年5月8日 1件
アロステムシート 2026年4月3日 1件
アムシェプリ 2026年3月6日 1件
リハート 2026年3月6日 1件
ジャック 2025年5月13日 1件
アクーゴ脳内移植用注 2024年7月31日 2件(一部変更を含む)
ジャスミン 2023年3月17日 1件
ビズノバ 2023年3月17日 1件
カービクティ点滴静注 2022年9月26日 2件(一部変更を含む)
アベクマ点滴静注 2022年1月20日 2件(一部変更を含む)
サクラシー 2022年1月20日 1件
アロフィセル注 2021年9月27日 1件
オキュラル 2021年6月11日 1件
ブレヤンジ静注 2021年3月22日 4件(一部変更を含む)
イエスカルタ点滴静注 2021年1月22日 2件(一部変更を含む)
ネピック 2020年3月19日 1件
キムリア点滴静注 2019年3月26日 2件(一部変更を含む)
ステミラック注 2018年12月28日 1件
ジェイス 2016年9月29日 2件(一部変更を含む)
テムセルHS注 2015年9月18日 1件
ハートシート 2015年9月18日 1件

遺伝子治療を目的とした再生医療等製品(8製品)

販売名初回の承認日承認の件数
テロメライシン注 2026年6月8日 1件
エドスチラドリン膀胱内注入液 2026年5月8日 1件
ゾルゲンスマ髄注 2026年4月3日 1件
バイジュベックゲル 2025年7月24日 1件
エレビジス点滴静注 2025年5月13日 1件
ルクスターナ注 2023年6月26日 1件
デリタクト注 2021年6月11日 1件
ゾルゲンスマ点滴静注 2020年3月19日 1件

年度別の承認件数|遺伝子治療の製品は2019年度から

一部変更承認を含む件数です。PMDAの一覧に2017年度(平成29年度)のページはないため、 グラフでは空欄にしています。 細胞を加工した製品は毎年数件で推移する一方、遺伝子治療を目的とした製品は2019年度に初めて承認され、2025年度2件・2026年度3件と増えています。

国が承認した再生医療等製品の件数を年度別に示した積み上げ棒グラフ。2015年度2件、2016年度1件、2017年度は一覧が非公開で空欄、2018年度3件、2019年度2件、2020年度2件、2021年度5件、2022年度6件、2023年度2件、2024年度2件、2025年度6件、2026年度7件。うち遺伝子治療を目的とした製品は2019年度1件、2021年度1件、2023年度1件、2025年度2件、2026年度3件。
承認は年に数件。対象は重い疾患に絞られており、自由診療で届け出られている対象とはほとんど重ならない。
年度承認件数
2026年度7件
2025年度6件
2024年度2件
2023年度2件
2022年度6件
2021年度5件
2020年度2件
2019年度2件
2018年度3件
2016年度1件
2015年度2件

このページに効能・効果を載せていない理由

PMDAの承認品目一覧は固定幅の表で公開されており、効能・効果にあたる欄を機械的に取り出すと、 隣の列の文字が混ざります。実際に当サイトで試したところ、 条件及び期限付承認の製品を「承認」と取り違える誤りが出ました。 誤った製品情報を出すより、出さないほうがよいと判断し、 このページでは販売名・承認日・分野だけを掲載しています。 効能・効果、用法・用量、使用上の注意は、 PMDAの承認品目一覧と 各製品の添付文書でご確認ください。

よくある質問

再生医療等製品と、クリニックの幹細胞治療は何が違いますか。

再生医療等製品は、国が有効性と安全性を審査したうえで製造販売を承認したものです。現在29製品あります。一方、クリニックの幹細胞治療は再生医療等安全性確保法にもとづく届出で提供されるもので、幹細胞を用いる届出は1,484件あります。届出は安全性等の手続きであり、効果を国が審査したものではありません。

承認された再生医療等製品は保険で受けられますか。

承認された再生医療等製品は公的医療保険の対象になり得ます。ただし製品ごとに対象となる患者の条件が細かく決められており、誰でも受けられるわけではありません。対象や投与できる施設は、添付文書と主治医にご確認ください。

この一覧に効能・効果が書かれていないのはなぜですか。

PMDAの承認品目一覧は固定幅の表で公開されており、効能・効果にあたる欄を機械的に取り出すと隣の列の文字が混ざります。誤った内容を載せないため、このページでは販売名・承認日・分野だけを掲載し、詳しい内容はPMDAの原典にあたっていただく形にしています。

出典:PMDA 新再生医療等製品の承認品目一覧(PMDA)を2026-10-04に取得。