東京都

医療法人社団わかと会 東京月島クリニック

一般には「東京月島クリニック」として案内されています

国に届け出ている再生医療等の内容(厚生労働省の公表情報より)

75点 / 100

公式サイトを確認して採点しました

2026年8月17日時点の公式サイトの記載をもとに、13項目を確認しています。 点数は公開されている情報の量を測ったもので、治療の効果や医師の技量とは関係ありません。

  • 安全性・法令体制10/22
  • 品質管理の開示6/6
  • 情報の透明性26/30
  • 通いやすさ7/7

書き方は誠実ですが、適応として並んでいる病名の幅は広めです このクリニックは、培養上清液が医薬品として承認されていないこと、同じ性能の国内承認薬がないことを、患者が読む治療ページにはっきり書いています。ドナー適合性試験42種類やGMP/GLP基準にも触れており、当サイトが確認した488院の中でも上清液の説明としては最も情報量が多い部類です。一方で「適応」として挙げられている病名は、糖尿病、慢性の肝疾患・腎疾患、脂質異常症、心臓病、慢性疼痛症候群、アレルギー/湿疹、多発神経障害、線維筋痛、リウマチ、高血圧、耳鳴り、黄斑変性、慢性疲労症候群、偏頭痛、めまい、うつ病と幅広く、これらは同じページで「承認を得ていない」と書かれている治療の適応です。承認された薬がある病気(糖尿病・高血圧・リウマチ・うつ病など)については、まず保険診療で確立した治療を受けることが基本です。上清液を検討するなら、いま受けている治療の代わりではなく、主治医に伝えたうえで並行して考えるものとして相談してください。また、厚生労働省への届出は「動脈硬化症に対する自己脂肪由来幹細胞」ですが、サイトにその治療の案内はありませんでした。幹細胞そのものの治療を希望するなら、提供しているかを直接確認してください。

培養上清液の点滴について、ドナー試験・製造基準・未承認医薬品であることまで書いています。当サイトが確認した上清液の説明の中で最も情報量が多い一院です。

  • 培養上清液
  • 点滴

このクリニックの特徴

公式サイトに書かれている内容から、判断材料になる点を抜き出しました。 当サイトの評価や感想ではなく、確認できた事実だけを載せています。

  • 「未承認医薬品等であることの明示」を独立した見出しで書いています。「幹細胞培養上清液点滴に用いる幹細胞培養上清液は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです。院内調剤として、適法に調剤しています」「幹細胞培養上清液点滴に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません」「幹細胞培養上清液は、諸外国においても重大なリスクの可能性について明らかな情報はございません」。自由診療の広告に求められる説明を、患者が読む治療ページの中に置いている院は当サイトが確認した488院でもごく少数です
  • 品質管理の中身を書いています。「幹細胞培養上清は化粧品などに広く利用され、主に海外から輸入されてきています。規格値が定められていても、輸送・管理方法によっては使用時には活性が落ちてしまうことが多々あります」と業界の実情を書いたうえで、「当院では、日本の研究機関でグロースファクター活性値を保証したものだけを使用します。安全性についても42種類のドナー適合性試験やウィルス試験を経て、GMP/GLP基準で生産されたものを利用しています」
  • 料金は由来別に公開。脂肪幹細胞培養上清点滴 1A 54,000円、歯髄幹細胞培養上清点滴 1A 68,200円(いずれも税込)。歯髄のほうが高い理由は書かれていませんが、由来ごとに値段を分けている点は追いやすいです
  • 禁忌を3項目公開。ケロイド体質の方、妊娠中または妊娠の可能性がある方、授乳中の方
  • リスク・副作用を具体的に列挙。「当院では重篤な副作用は見受けられませんが、稀に以下の副作用が生じる可能性があります。内出血、注射部位の痛み、腫れ、悪寒、吐き気、発熱、発赤、発疹など」
  • 含まれる成長因子を名前と働きで並べています。VEGF(血管内皮細胞増殖因子)、BFGF(塩基性線維芽細胞増殖因子)、EGF(上皮細胞成長因子)、PDGF(血小板由来成長因子)、IGF-1(インスリン様成長因子)。それぞれ何を期待する成分かを1〜2行で説明しています
  • 治療の流れを3段階で公開。同意書などの記入 → カウンセリング(問診票に基づき医師が説明し、納得できたら同意書に署名)→ 点滴(約30〜60分)。同意書への署名を流れの中に明記している点は誠実です
  • 料金ページが全体的に細かく、初診料・カウンセリング料(がん先進治療は33,000円と11,000円、予防・アンチエイジングは3,300円と5,500円)、オンラインカウンセリング1時間11,000円、支払いに使えるクレジットカード・電子マネーまで書いています。「当院のメニューはすべて保険適応外です。全額自己負担となります」も明記
  • がん治療(がん遺伝子治療・がん光免疫療法・高活性化NK細胞療法など)と予防・アンチエイジングの2部門を持つクリニック。医師の紹介ページがあり、月・日・祝が休診
  • 厚生労働省の一覧では届出は「生活習慣病に伴う動脈硬化症に対する自己脂肪由来幹細胞を用いた治療」ですが、公式サイトで案内されているのは培養上清液の点滴のみで、幹細胞そのものを投与する治療の説明・料金は見つけられませんでした

料金(公式サイトの記載)

脂肪幹細胞培養上清点滴
1A 54,000円
歯髄幹細胞培養上清点滴
1A 68,200円
初診料/カウンセリング(予防部門)
3,300円/5,500円
オンラインカウンセリング
1時間 11,000円

自由診療のため保険適用外です。 2026年8月17日時点で公式サイトに記載されていた金額です。 改定されている場合があるため、必ず受診前に直接ご確認ください。 別途、検査費や薬剤費がかかる場合があります。

13項目の確認結果

全クリニックに同じ基準を当てはめています。 「−」は満たしていないという意味ではなく、公式サイトで確認できなかったという意味です。 基準の中身は採点の基準に全項目を公開しています。

安全性・法令体制10/22点

  • 国に届け出た治療計画の番号を公開している :確認できず 10点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 受けられない場合の条件を公開している :公開あり 5点 禁忌としてケロイド体質、妊娠中または妊娠の可能性、授乳中を明記
  • 起こりうる副作用を具体的に公開している :公開あり 5点 内出血、注射部位の痛み、腫れ、悪寒、吐き気、発熱、発赤、発疹を列挙
  • 急変したときの連携先を公開している :確認できず 2点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした

品質管理の開示6/6点

  • 上清液の製造元と検査体制を公開している :公開あり 6点 「日本の研究機関でグロースファクター活性値を保証したものだけを使用」「42種類のドナー適合性試験やウィルス試験を経て、GMP/GLP基準で生産されたものを利用」と検査体制を記載

情報の透明性26/30点

  • 料金を公開している(総額がわかる) :公開あり 10点 脂肪由来1A 54,000円、歯髄由来1A 68,200円(税込)を公開
  • 医師の経歴・所属を公開している :公開あり 4点 医師の紹介ページを公開
  • 治療の流れと通院回数を公開している :公開あり 4点 同意書などの記入 → カウンセリング(同意書に署名)→ 点滴(約30〜60分)の3段階
  • 治療の実績を公開している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 治療費以外にかかる費用を公開している :公開あり 4点 初診料・カウンセリング料、オンラインカウンセリング料、支払い可能なクレジットカード・電子マネーを料金ページに明記
  • 効果の限界やエビデンスの弱さを自ら書いている :公開あり 4点 「医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです」「同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません」と明記

通いやすさ7/7点

  • 最寄駅から徒歩5分以内 :公開あり 4点 東京都中央区佃1-11-8 ピアウエストスクエア サウスウイング2F(月島駅から徒歩圏)
  • オンラインで相談できる :公開あり 3点 オンラインカウンセリング(1時間 11,000円)を料金表に掲載

確認日:2026年8月17日/確認先: https://tsukishima-clinic.jp/prevention/cell/ (公式サイト)。当サイトは広告掲載を受けていないため、掲載順や点数が金銭で変わることはありません。

届出の内容

医療機関名医療法人社団わかと会 東京月島クリニック
所在地東京都 中央区佃1-11-8 ピアウエストスクエアサウスウイング2階
管理者筏井 聡子
届出の区分第2種
届け出ている治療1件

届け出ている治療(1件)

国に提出された計画に記載されている治療名です。 ここに載っていない治療を受けられないという意味ではありません (培養上清液のように、そもそも届出の対象外となる治療があります)。

  1. 生活習慣病に伴う動脈硬化症に対する自己脂肪由来幹細胞を用いた治療

審査した委員会

再生医療等の提供計画は、医療機関から独立した認定再生医療等委員会の審査を受けたうえで 国に届け出られます。審査を担当した委員会は次のとおりです。

  • 医療法人社団優恵会特定認定再生医療等委員会

この情報でわかること・わからないこと

わかることわからないこと
国に届出をしたうえで再生医療等を提供していること。
どの区分の、どういう名称の治療を届け出ているか。
誰が管理者か、どの委員会が審査したか。
治療の効果や成功率。
費用、通院回数、細胞をどこで培養しているか。
医師の経験や、実際の説明の丁寧さ。

届出があることは「安全である」ことの証明ではありません。 手続きを踏んでいるという事実にとどまります。実際に検討するときは、 クリニックの選び方細胞をどこで培養しているかもあわせてご覧ください。

出典

厚生労働省 再生医療等提供機関一覧(治療)(厚生労働省) を2026-08-14に取得したものです。 届出内容はその後に変更されている場合があります。最新の情報は厚生労働省の一覧、 または各医療機関に直接ご確認ください。