アーティザンクリニック日比谷
国に届け出ている再生医療等の内容(厚生労働省の公表情報より)
9点 / 100
公式サイトを確認して採点しました
2026年8月16日時点の公式サイトの記載をもとに、19項目を確認しています。 点数は公開されている情報の量を測ったもので、治療の効果や医師の技量とは関係ありません。
厚生労働省の届出と、サイトの記載が3か所食い違っています 1つめは治療の内容です。サイトには「アルティザンクリニック日比谷は、膝関節幹細胞投与の提供計画について厚生労働省から承認を受けた医療機関です」とありますが、当サイトが参照した厚生労働省の一覧では、この院の幹細胞の届出は「脂肪由来幹細胞を用いた免疫関連皮膚疾患に対する治療」です。またこの制度は国が内容を審査して「承認」するものではなく、計画を届け出る仕組みです。2つめは住所で、サイトは中央区銀座5丁目、届出は千代田区有楽町1-2-15です。3つめは医師で、サイトに出てくるのは「ハルナ博士」という呼び名だけで、届出の管理者として登録されている医師の氏名は見当たりません。移転や体制の変更が届出に反映されていないだけの可能性もありますが、こちらでは確認できませんでした。リスクの書き方は当サイトで見た中で最も踏み込んでいるだけに、この食い違いは受診前に電話で確かめることをおすすめします。
死亡例・失明例の報告まで書き、安全性の系統的レビューを出典つきで載せています。一方で厚労省の届出と食い違う記載があります。
- 幹細胞治療
- 培養上清液
- 点滴
このクリニックの特徴
公式サイトに書かれている内容から、判断材料になる点を抜き出しました。 当サイトの評価や感想ではなく、確認できた事実だけを載せています。
- 起こりうる重い合併症を具体的に記載。「日本では幹細胞投与後の肺塞栓症による死亡(原因未確認)、米国では眼窩内投与後の失明の報告があります。細胞治療には肺塞栓症のリスクが内在しますが、当院では厳格な品質管理と慎重な投与方法により安全性を優先しています」。死亡例・失明例まで書いている院は、当サイトが確認した中でほかにありません
- 「幹細胞療法のリスク」というページを設け、間葉系幹細胞の安全性に関する系統的レビュー(Lalu MMほか)の要旨を出典つきで掲載。「これらの細胞の安全性プロファイルは依然として不明です」「他の国では重大な有害事象は報告されていませんが、重篤なリスクの可能性は依然として不明です」と、分かっていないことをそのまま載せています
- 効果の限界も明記。「幹細胞療法ではがんは治癒しません」
- 治療の工程を公開。相談→細胞採取と採血(腹部または臀部の脂肪から20グラム、傷は1cm程度)→培養 約4週間→投与(点滴で40〜60分)。通院回数の記載は確認できませんでした
- 料金の記載は確認できませんでした
- 医師は「ハルナ博士」「春菜先生」と表記されるのみで、氏名の表記や経歴・資格は確認できませんでした
- サイトに書かれている住所は「東京都中央区銀座5丁目−10−12 東洋スビル 3F」で、厚生労働省の届出にある「千代田区有楽町1-2-15 タチバナ日比谷ビル10階」とは異なります
- 英語から機械翻訳したとみられるページが多く、「幹幹幹」のように文字が崩れた箇所が残っています
- 再生医療等提供計画番号、細胞培養加工施設番号、培養をどこで行うか、清浄度、投与前の品質検査項目、凍結保存の方針、料金、受けられない条件、治療実績、急変時の連携先、最寄駅からの徒歩分数は確認できませんでした
料金(公式サイトの記載)
公式サイトで幹細胞治療の料金を確認できませんでした
自由診療のため保険適用外です。 2026年8月16日時点では、公式サイトで金額を確認できませんでした。 金額が非公開であること自体は違法ではありませんが、 受診前に総額(何回分か・追加費用の有無を含む)を必ず書面でご確認ください。
19項目の確認結果
全クリニックに同じ基準を当てはめています。 「−」は満たしていないという意味ではなく、公式サイトで確認できなかったという意味です。 基準の中身は採点の基準に全項目を公開しています。
安全性・法令体制5/38点
- 国に届け出た治療計画の番号を公開している :確認できず 10点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 細胞を育てる施設の番号を公開している :確認できず 6点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 細胞をどこで培養しているかを公開している :確認できず 6点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 院内の設備で細胞を培養している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 受けられない場合の条件を公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 起こりうる副作用を具体的に公開している :公開あり 5点 「日本では幹細胞投与後の肺塞栓症による死亡(原因未確認)、米国では眼窩内投与後の失明の報告があります」と、実際に起きた重い有害事象を挙げている
- 急変したときの連携先を公開している :確認できず 2点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
品質管理の開示0/25点
- 投与前の検査項目を公開している :確認できず 9点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 培養室の清潔さの基準を公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 細胞を冷凍保存するかどうかを公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 上清液の製造元と検査体制を公開している :確認できず 6点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
情報の透明性4/30点
- 料金を公開している(総額がわかる) :確認できず 10点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 医師の経歴・所属を公開している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 治療の流れと通院回数を公開している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 治療の実績を公開している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 治療費以外にかかる費用を公開している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 効果の限界やエビデンスの弱さを自ら書いている :公開あり 4点 安全性の系統的レビューを出典つきで掲載し「安全性プロファイルは依然として不明です」と記載。あわせて「幹細胞療法ではがんは治癒しません」と効果の限界も明記
通いやすさ0/7点
- 最寄駅から徒歩5分以内 :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- オンラインで相談できる :確認できず 3点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
確認日:2026年8月16日/確認先: https://www.artisanclinichibiya.jp/ja/resources/risks-of-stem-cell-therapy (公式サイト)。当サイトは広告掲載を受けていないため、掲載順や点数が金銭で変わることはありません。
届出の内容
| 医療機関名 | アーティザンクリニック日比谷 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都 千代田区有楽町1-2-15タチバナ日比谷ビル10階 |
| 管理者 | 鈴木恭子 |
| 届出の区分 | 第2種 |
| 届け出ている治療 | 1件 |
届け出ている治療(1件)
国に提出された計画に記載されている治療名です。 ここに載っていない治療を受けられないという意味ではありません (培養上清液のように、そもそも届出の対象外となる治療があります)。
- 脂肪由来幹細胞を用いた免疫関連皮膚疾患に対する治療
審査した委員会
再生医療等の提供計画は、医療機関から独立した認定再生医療等委員会の審査を受けたうえで 国に届け出られます。審査を担当した委員会は次のとおりです。
- みんなの特定認定再生医療等委員会
この情報でわかること・わからないこと
| わかること | わからないこと |
|---|---|
|
国に届出をしたうえで再生医療等を提供していること。 どの区分の、どういう名称の治療を届け出ているか。 誰が管理者か、どの委員会が審査したか。 |
治療の効果や成功率。 費用、通院回数、細胞をどこで培養しているか。 医師の経験や、実際の説明の丁寧さ。 |
届出があることは「安全である」ことの証明ではありません。 手続きを踏んでいるという事実にとどまります。実際に検討するときは、 クリニックの選び方と 細胞をどこで培養しているかもあわせてご覧ください。
出典
厚生労働省 再生医療等提供機関一覧(治療)(厚生労働省) を2026-08-14に取得したものです。 届出内容はその後に変更されている場合があります。最新の情報は厚生労働省の一覧、 または各医療機関に直接ご確認ください。