北海道

医療法人社団愛生舘ホルムクリニック

一般には「HöRM CLINIC(ホルムクリニック)」として案内されています

国に届け出ている再生医療等の内容(厚生労働省の公表情報より)

28点 / 100

公式サイトを確認して採点しました

2026年8月17日時点の公式サイトの記載をもとに、19項目を確認しています。 点数は公開されている情報の量を測ったもので、治療の効果や医師の技量とは関係ありません。

  • 安全性・法令体制10/38
  • 品質管理の開示0/25
  • 情報の透明性18/30
  • 通いやすさ0/7

上清液の「ほぼ副作用のない、安全性の高い治療です」は、冒頭の但し書きと食い違います 「重要注意事項」の冒頭では「安全性に関して確実に保証できるものではありません」と書かれている一方、同じページの培養上清液の欄には「ほぼ副作用のない、安全性の高い治療です」とあります。培養上清液は再生医療等安全性確保法の届出対象外になることがあり、成分の規格も統一されていません。慎重なほうの記述を基準に考えてください。また、扱っている上清液には「iPS細胞培養上清」も含まれています。iPS細胞そのものを使う治療は国内でほとんど実用化されておらず、その培養上清液についても有効性・安全性を確かめた報告は限られます。「次世代医療」として認知症・がん・Long COVIDも掲げられていますが、いずれも幹細胞や上清液で治療できると確かめられた病気ではありません。料金・禁忌・副作用を1ページにまとめ、根拠論文の書誌情報まで載せている点は評価できます。

「安全性に関して確実に保証できるものではありません」と冒頭で書き、料金・禁忌・副作用を1ページにまとめています。

  • 幹細胞治療
  • 培養上清液
  • 点滴
  • 点鼻
  • 局所注射

このクリニックの特徴

公式サイトに書かれている内容から、判断材料になる点を抜き出しました。 当サイトの評価や感想ではなく、確認できた事実だけを載せています。

  • 「重要注意事項」というページを独立して設け、その冒頭で限界を明記。「高い検査基準をクリアした信頼性と安全性の高い医薬品と治療法のみを検証・提供しておりますが、急成長中の革新的な分野であるため、安全性に関して確実に保証できるものではありません」
  • 幹細胞治療の料金を回数別に公開(税込)。自家脂肪組織由来間葉系幹細胞治療 1回1,980,000円/3回4,620,000円
  • 培養上清液の料金を由来と剤形ごとに公開(税込)。脂肪由来 33,000円/1瓶・点鼻用1本、点眼用1個27,500円、臍帯由来 33,000円/3本セット・追加1本(1ml)11,000円、乳歯髄由来 33,000円/1本、iPS細胞培養上清 165,000円/1回
  • 受けられない条件を治療ごとに明記。幹細胞治療は「未成年、妊婦、HIVやB型肝炎、C型肝炎などの慢性感染症に罹患している方、出血傾向の方、医師が適応外と判断した方」、上清液は「未成年、妊婦は適応外になります」
  • 起こりうる副作用を明記。幹細胞治療は「重篤な副作用はなく、稀に頭痛、倦怠感、むくみ、発疹などがみられることがあります」、上清液は「ごく稀に、発熱、むくみ、頭痛などがみられることがあります」
  • 治療の回数と間隔を明記。幹細胞治療は「1回、あるいは、2〜3ヵ月毎に数回の治療を推奨」、上清液は「目的に応じて週1回から1〜2ヵ月毎の継続を推奨」
  • 上清液の点鼻について論文の出典を明記。「※Morita Y. et al. Safety and clinical efficacy on intranasal administration of mesenchymal stem cell-derived secretome in patients with Alzheimer’s disease and its future prospect. Glycative Stress Research 2024 ; 11(3) :103-110」。出典を書誌情報つきで示している院は当サイトが確認した中でも数少ないです
  • 上清液の由来ごとに期待する働きを書き分け。「脂肪由来では、組織の修復・再生、抗炎症、代謝改善、血管新生(美容、創傷など)作用、臍帯由来では……強い免疫調整作用(アレルギー疾患、自己免疫疾患)、歯髄ではとくに神経系疾患に対する効果が期待されます」
  • 脂肪の採取場所を明記。「当院および東京の提携クリニックでごく僅かの皮下脂肪を採取。専門の施設で幹細胞を抽出し培養した後、当院で点滴により体内に戻します」
  • 価格改定の可能性も明記。「※価格は予告なく変更されることがあります」「※効果の感じ方には個人差があります」
  • 計画番号、細胞培養加工施設の名称と番号、培養室の清浄度、投与前の品質検査項目、凍結保存の方針、上清液の製造元、医師の経歴、急変時の連携先は確認できませんでした

料金(公式サイトの記載)

自家脂肪組織由来間葉系幹細胞治療(1回)
1,980,000円(税込)
同(3回)
4,620,000円(税込)
間葉系幹細胞培養上清(脂肪由来)1瓶/点鼻用1本
各33,000円(税込)
同(脂肪由来)点眼用1個
27,500円(税込)
同(臍帯由来)3本セット/追加1本
33,000円/11,000円(税込)
同(乳歯髄由来)1本
33,000円(税込)
iPS細胞培養上清治療 1回
165,000円(税込)

自由診療のため保険適用外です。 2026年8月17日時点で公式サイトに記載されていた金額です。 改定されている場合があるため、必ず受診前に直接ご確認ください。 別途、検査費や薬剤費がかかる場合があります。

19項目の確認結果

全クリニックに同じ基準を当てはめています。 「−」は満たしていないという意味ではなく、公式サイトで確認できなかったという意味です。 基準の中身は採点の基準に全項目を公開しています。

安全性・法令体制10/38点

  • 国に届け出た治療計画の番号を公開している :確認できず 10点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 細胞を育てる施設の番号を公開している :確認できず 6点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 細胞をどこで培養しているかを公開している :確認できず 6点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 院内の設備で細胞を培養している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 受けられない場合の条件を公開している :公開あり 5点 「未成年、妊婦、HIVやB型肝炎、C型肝炎などの慢性感染症に罹患している方、出血傾向の方、医師が適応外と判断した方」
  • 起こりうる副作用を具体的に公開している :公開あり 5点 幹細胞治療は「稀に頭痛、倦怠感、むくみ、発疹」、上清液は「ごく稀に、発熱、むくみ、頭痛」と明記
  • 急変したときの連携先を公開している :確認できず 2点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした

品質管理の開示0/25点

  • 投与前の検査項目を公開している :確認できず 9点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 培養室の清潔さの基準を公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 細胞を冷凍保存するかどうかを公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 上清液の製造元と検査体制を公開している :確認できず 6点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした

情報の透明性18/30点

  • 料金を公開している(総額がわかる) :公開あり 10点 幹細胞治療1,980,000〜4,620,000円、上清液11,000〜165,000円(いずれも税込)を治療・由来別に公開
  • 医師の経歴・所属を公開している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 治療の流れと通院回数を公開している :公開あり 4点 皮下脂肪を採取→専門の施設で抽出・培養→当院で点滴投与。回数は「1回、あるいは2〜3ヵ月毎に数回」と明記
  • 治療の実績を公開している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 治療費以外にかかる費用を公開している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 効果の限界やエビデンスの弱さを自ら書いている :公開あり 4点 「急成長中の革新的な分野であるため、安全性に関して確実に保証できるものではありません」

通いやすさ0/7点

  • 最寄駅から徒歩5分以内 :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • オンラインで相談できる :確認できず 3点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした

確認日:2026年8月17日/確認先: https://horm.co.jp/precautions.html (公式サイト)。当サイトは広告掲載を受けていないため、掲載順や点数が金銭で変わることはありません。

届出の内容

医療機関名医療法人社団愛生舘ホルムクリニック
所在地北海道 札幌市中央区宮の森3条12丁目1-1 愛生舘ラボ
管理者森田祐二
届出の区分第2種
届け出ている治療1件

届け出ている治療(1件)

国に提出された計画に記載されている治療名です。 ここに載っていない治療を受けられないという意味ではありません (培養上清液のように、そもそも届出の対象外となる治療があります)。

  1. 心身の機能低下・劣化(フレイルおよびプレフレイル)に対する自家脂肪由来幹細胞の静脈内投与

審査した委員会

再生医療等の提供計画は、医療機関から独立した認定再生医療等委員会の審査を受けたうえで 国に届け出られます。審査を担当した委員会は次のとおりです。

  • 日本肌再生医学会特定認定再生医療等委員会

この情報でわかること・わからないこと

わかることわからないこと
国に届出をしたうえで再生医療等を提供していること。
どの区分の、どういう名称の治療を届け出ているか。
誰が管理者か、どの委員会が審査したか。
治療の効果や成功率。
費用、通院回数、細胞をどこで培養しているか。
医師の経験や、実際の説明の丁寧さ。

届出があることは「安全である」ことの証明ではありません。 手続きを踏んでいるという事実にとどまります。実際に検討するときは、 クリニックの選び方細胞をどこで培養しているかもあわせてご覧ください。

出典

厚生労働省 再生医療等提供機関一覧(治療)(厚生労働省) を2026-08-14に取得したものです。 届出内容はその後に変更されている場合があります。最新の情報は厚生労働省の一覧、 または各医療機関に直接ご確認ください。